さくら専用サーバにApache1.3+PHP4+MySQL4.1+Ethnaな開発環境を作る(2)
2007年6月18日
cd /usr/local mkdir src wget http://ftp.kddilabs.jp/infosystems/apache/httpd/apache_1.3.37.tar.gz tar xvzf apache_1.3.37.tar.gz cd apache_1.3.37 ./configure --prefix=/usr/local/apache1_3 --enable-module=so make make install
cd /usr/local/src wget http://www.php.net/get/php-4.4.7.tar.gz/from/fr.php.net/mirror tar xvzf php-4.4.7.tar.gz cd php-4.4.7 ./configure \ --prefix=/usr/local/php4_4 \ --enable-cli \ --with-mysql=/usr/local/mysql \ --enable-mbstring \ --enable-mbstr-enc-trans \ --enable-mbregex \ --with-apxs=/usr/local/apache1_3/bin/apxs \ --with-config-file-path=/usr/local/php4_4/etc \ --with-zlib-dir make make install
※ “–enable-cli”はデフォルト有効かもしれないので不要かもしれません。
※ “–with-mysql”について、今はMySQLはありませんが、先読みで設定してます。
※ “–with-zlib-dir”がEthnaインストール時に必要でした。2007/06/25追加
※ “–enable-mbstr-enc-trans”と”–enable-mbregex”が必要そうなので入れました。2007/07/02追加
※”–with-config-file-path=/usr/local/php4_4/etc/php.ini”だったのを変更しました。ファイル名を含めるとダメなようです。2007/07/02修正
※ その他のオプションは、おそらく最低限知っておいた方がいいものです。
軽く解説をつけます
–prefix → PHPのインストール先ディレクトリのパス
–with-mysql → 使用するMySQLディレクトリのパス
–enable-mbstring → マルチバイト文字関連の関数を使用可能にする
–with-apxs → Apache apxsツールのディレクトリのパス
–with-config-file-path →php.iniの設置先ディレクトリのパス
–with-zlib-dir →zlib(zipファイルを操作するために必要)設置先のパス
さくら専用サーバは、初期設定でApache2.2がインストールされています。
今回は、Apache1.3をメインで使用するので、Apache2.2に割り当てられている標準の80番ポートを変更します。
ということで、httpd.confを開き
vi /usr/local/etc/apache22/httpd.conf
以下のように、80番ポートを8081番に書き換えます
#Listen 80 Listen 8081
※ちなみに、8080番は駄目でした。理由はわかりません :-)
で、以下のコマンドで
/usr/local/sbin/httpd
再起動します。
動作確認
次のパスに
vi /home/htdocs/info.php
以下の内容のファイルを作成し
<?php phpinfo();
ブラウザで http://xxx.xxx.xxx.xxx:8081/info.php を叩いて動けばOKです。
httpd.confファイルを開いて
vi /usr/local/apache1_3/conf/httpd.conf
ユーザとグループを以下のように変更
#User nobody #Group nobody User www Group www
拡張子にPHP4を関連付ける
LoadModule php4_module libexec/libphp4.so AddType application/x-httpd-php .php .phtml
※LoadModuleの行は既にあるはず
httpd.confの変更が終わったので
/usr/local/apache1_3/bin/apachectl restart
上記のコマンドで再起動します。
動作確認
vi /usr/local/apache1_3/htdocs/test/info.php
に
<?php phpinfo();
の内容のファイルを作成し、
ブラウザで http://xxx.xxx.xxx.xxx/info.php を叩いて動けばOKです。