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さくら専用サーバにApache1.3+PHP4+MySQL4.1+Ethnaな開発環境を作る(1)

2007年6月14日

人様のさくらの専用サーバ
Apache1.3 + PHP4 + MySQL4.1 + Ethna な開発環境を作ることになりました。
勿体無いので手順を淡々とまとめます。
今回は開発ツールのインストールを行うということで
cvsup, ports, zsh, vim, screen, lv を使える状態にするところまで書きます。

じゃあ、早速開始。

OSの選択
OSは「FreeBSD 6.2-RELEASE」「Fedora Core 6」のいずれかから選べるのですが
FreeBSDを選択しました。
cvsupとportsのインストール
FreeBSDにはportsというパッケージ管理システムがありますが、
さくらの専用サーバにはそれがデフォルトでインストールされていないので入れる必要があります。
更に、portsを入れるためにcvsupというコマンドが必要になるので、それを最初に落としてこなくてはなりません。
という訳でコマンド

cd /usr/share/examples/cvsup/
wget ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-6.2-release/net/cvsup-without-gui-16.1h_2.tbz
pkg_add cvsup-without-gui-16.1h_2.tbz
cp -ip ports-supfile ports
vi ports

 ↓
viでportsファイルの一部分を以下のように編集する

#*default host=CHANGE_THIS.FreeBSD.org
*default host=cvsup3.jp.freebsd.org

※cvsup3.jp.freebsd.org のホスト名は変わり得るので、実行時に調べてください。
で、続きのコマンド
 ↓

/usr/local/bin/cvsup -g -L 2 ports

 ↓
(※portsのインストールがログを出力しながら開始)
 ↓

Checkout ports/x11-wm/yawm/pkg-descr
Shutting down connection to server
Finished successfully

インストールが成功して、ログの末尾にこんなのが出力されました。
ちなみに、(ports-allなので)portsのインストールに30分以上かかりました。

参考サイト

make.confの設定
makeコマンドの共通設定を書き換えて、GUI用のソフトがインストールされないようにします。

vi /etc/make.conf

でファイルを開いて、以下を追記します

WITHOUT_X11=yes

参考サイト

zshのインストールと設定
コマンド

cd /usr/ports/shells/zsh
make
make install
chsh

viが立ち上がるので標準シェルを変えてください
zshの位置がわからなければ、「find / -name “zsh”」で調べることができます。
後は「/root/.zshrc」ファイルを作成し、いいように設定を書いて終わり。

vimのインストールと設定
コマンド

cd /usr/ports/editors/vim
make
make install

後は「/root/.vimrc」ファイルを作成し、いいように設定を書いて終(ry
特に設定しないでも、全角文字は使えました。

screenのインストールと設定
コマンド

cd /usr/ports/sysutils/screen
make
make install

後は「/root/.screenrc」ファイルを作成し、い(ry

lvのインストール
コマンド

cd /usr/ports/misc/lv
make
make install
・・・というか、
portsが入ってしまえば、後は「/usr/ports」以下から、入れたいソフト名で検索して
同名のディレクトリへ移動してmake~make install をするだけでOKでした。
(複雑な設定を要する場合は、make config で設定をする必要がある)
とりあえず、今日はここまでにします。
飽きつかれた。
続く・・・