自動判定でRejectされて解決した話
2011年3月24日
で、一度審査でRejectを食らっていまして、その話となります。
12.3「Webサイトみたいなのはダメかもよ」で落ちた
12.3 Apps that are simply web clippings, content aggregators, or a collection of links, may be rejected
訳すと、
『単なるWebサイトの切り抜き、コンテンツを集めただけ、
リンクを集めただけ、のアプリは多分落とすよ』
ということで、趣旨としては
『Webサイトの劣化コピーはダメ』
という風に読みました。(どうなんでしょう?)
んで、多分公開しちゃいけないルールだと思うので原文は載せませんが、
今回個別に「Rejectされた理由」として送信されてきた内容は、
『Webサイトで実現できるようなことだけだとダメだよ、
iPhoneアプリならではの体験を提供するモンじゃないとダメだよ、
それならSafariはHTML5が使えるから、それで作ればいいんじゃね?』
というものでした。
アプリを起動してない
と思いつつも、審査した人が、どこまで見てたのかを調べてみると、
APIのアクセスログから判る事実として
1) 全く起動してないか
2) 起動直後の1画面(Welcome的な画面)しか開いていない
のいずれかでした。
この時点で、おそらくはソースかバイナリをスキャンして、
自動で判定して弾いているんだろうと考えました。
解決
「Reject理由メッセージに条文が引用されていることから、条文別に判定がある」
ということは、間違いなさそうです。
で、今回の 12.3 に関係して自動で判断つきそうなものは
a) iPhoneならではの機能を呼び出してない
b) アプリ内ブラウザやSafariの呼び出し部分が多い
c) 静的なコンテンツの量が多い
位かなぁ?と仮定して、
a 対策は、このためだけに新機能を付けるのは無駄なので保留
c は、そもそも静的なコンテンツは無い
ということから、b 対策として、
「アプリ内ブラウザやSafari呼び出し部分を減らして再申請」してみた
・・・ら、通りました! やたあ!
以上
Rejectから解決までやったことや考えたことなどです。参考になれば幸いです。
※
もちろん、「リンク減らした」ことが解決に繋がったのではなくて、
「単にソースを修正して再申請した」だけで良かったのかもしれません。
この辺はわからないっすね・・・。
※
再審査の際にアクセスがあったかは、まだ確認してません。
※
ちなみに、今回俺はiPhoneアプリの実装はしてません。
全体のディレクションとWeb-API側の実装だけでした。